納入事例

スポーツ施設照明 陸上競技

熊本県民総合運動公園 陸上競技場(えがお健康スタジアム)熊本県熊本市東区

熊本県内最大級の多目的競技場をより明るく、より快適に照らす「レディオック フラッド デュエル」

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  • LED
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  • 陸上用トラック400m×9レーン、天然芝107m×70mのフィールドを持つ競技場を高出力形LED投光器「レディオック フラッド デュエル 1400Wタイプ」で照らし、明るく均斉度の高い光環境を創出している。

  • 照明塔1基あたり82台の「レディオック フラッド デュエル 1400Wタイプ」が設置されている。水平に近い照射角度で遠方を照射する器具はルーバ付として、上方への漏れ光を抑制。

  • メインカメラへの映りを向上させる目的で、メインスタンド屋上部にも「レディオック フラッド デュエル 1400Wタイプ」を設置している。

  • メインスタンド側よりバックスタンドをのぞむ。全点灯時の水平面照度は2000ℓx以上と明るさをアップしつつ省エネを推進し、グレアや漏れ光を抑制した高品位な照明環境を実現。

  • 施設昼景。メインスタンドとバックスタンドの大半を覆うテフロン幕の大屋根は、照明塔を兼用した4基の鉄塔に支持される独特の構造形式となっている。

施設概要

施主
熊本県
電気工事
昭電・馬場建設工事共同企業体
設計照度
2000ℓx

竣工

2018年3月

総合的なスポーツ・レクリエーション施設を有する熊本県民総合公園内にある熊本県民総合運動公園 陸上競技場は、3万人収容の規模と充実した施設を誇る、県内最大級の多目的競技場です。1998年の開場以来、くまもと未来国体、ひのくに新世紀総体、2011ねんりんピック熊本開会式など、数々のスポーツイベントやコンサートが開催されてきました。ネーミングライツで決まった「えがお健康スタジアム」という愛称で親しまれている同陸上競技場は、日本陸上競技連盟第1種公認競技場であり、サッカー、ラグビー、陸上競技兼用の施設となっています。Jリーグ「ロアッソ熊本」のホームグラウンドでもあることから、シーズン中はJリーグの試合も開催されています。

熊本県では、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの試合会場に選ばれたことを機に大規模な改修工事を実施し、その一環として、既設HID照明設備からLED照明設備へナイター照明設備のリニューアルを行いました。照明塔4基の既設器具設置箇所を利用し、新たに用意した器具取付架台に高出力形LED投光器「レディオック フラッド デュエル 1400Wタイプ」を設置。器具取付間隔に余裕を持たせ、取付角度の自由度を高めることで、隣接する器具による遮光の影響を最小限に抑えています。

設計照度は、既設Jリーグ開催基準の1500ℓx以上から、ラグビーワールドカップの試合開催に必要とされる2000ℓx以上となり、明るさアップと省エネを実現しました。また、水平面だけでなく鉛直面及び空間照度も考慮した設計となっています。遮光ルーバの設置及び器具取付角度の調整により、漏れ光やグレアにも十分配慮したLEDのあかりで競技場を照らし、明るく均斉度の高い良好な照明環境を創出しました。

主な納入器具