納入事例

建築外構・景観演出 外構

阿波おどり 藍場浜演舞場徳島県徳島市

日本の夏を彩る阿波おどりの演舞場をLED照明化し、消費電力量を約70%削減

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  • LED
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  • レディオック LEDアイランプSP 100Wの明るく爽やかな光が、踊り子の表情・衣装を鮮やかに照らし出し、賑わいをより効果的に演出している。

  • 祭り前日の点灯試験時演舞場全景。桟敷席両サイドより、踊り子通路を昼白色のレディオック LEDアイランプSP 100Wで照らしている。

  • 祭り本番。夕暮れ時、レディオック LEDアイランプSP 100Wが点灯を開始。「連」と呼ばれる踊り子のグループが勢いよく踊り込んでくる。

  • 桟敷席後方の仮設照明塔(パイプ)に設置されているレディオック LEDアイランプSP 100W。

施設概要

施主
社団法人徳島市観光協会
設計
岩崎電気(株)四国営業所(照度分布図作成)
施工・電気工事
四国管制工業(株)

徳島県発祥の阿波おどりは、400年以上の歴史を持ち、世界にもその名を知られた日本の伝統芸能のひとつです。中でも毎年8月12~15日のお盆の期間に開催される徳島市阿波おどりは、徳島県内の数ある阿波おどりの中でも最大の規模を誇ります。毎年120万人以上の人出があり、期間中は街中に阿波おどりのお囃子が響き、市内各所に演舞場が設置されます。

藍場浜公園内に設置される藍場浜演舞場は、JR徳島駅、バスターミナル駅から最も近く、収容人員約10,000人と最大規模を誇る有料の演舞場です。阿波おどり期間中は、一時的に膨大な電力が必要となることから、徳島市観光協会では、東日本震災発生後の節電への取り組みのひとつとして、藍場浜演舞場の消費電力削減を模索し、従来の水銀灯、白熱電球からLED照明へのリニューアルを実施しました。

メーカー数社のLED照明(投光器)で比較検討のうえ、レディオック LEDアイランプSP 100Wが採用されました。仮設照明としてホルダ・バイスで設置が可能である点、電源別置のためランプが軽量で仮設照明塔(パイプ)への設置に適している点、前面カバーが乳白(拡散形)でまぶしさを抑制している点などに着目いただき採用されたもので、照度も従来以上の明るさを確保しています。設置にあたっては、従来照明とLED照明との比較のため、徳島市観光協会様立会いのもと、実証実験を実施し、「従来に比べて照度アップとなる」、「まぶしさも問題ない」、「LEDの昼白色(5000K)とした事により、従来と比較して色が鮮やかに見える」などの結果を確認しました。従来の照明に比べて増灯しつつ消費電力は約70%削減でき、明るさは約1.6倍になった結果を踏まえ、来年以降、他の演舞場へのLED照明化も検討されていらっしゃいます。

主な納入器具