照明器具・照明分野

eLscope

路面輝度測定システム eLscope(エルスコープ)

エルスコープとは

「エルスコープ」は、道路やトンネルの輝度分布を測定して、平均路面輝度グラフを作成したり、ランプの不点検知をしたりするソフトウェアです。車載カメラを取り付けた乗用車を運転して動画を撮影し、動画データをパソコンで自動的に解析して路面輝度を測定できます。測定が繰り返し行えるため、照明の経年劣化など輝度変化の比較に適しています。

今までは

基準に適合しているかの確認などに路面輝度測定が必要でしたが、下記のような問題がありました。

  • 道路の交通規制が必要
  • 車両が通行していて危険
  • 時間や費用がかかる

エルスコープの導入により

路面輝度測定に加え、光源の長寿命化にともない頻度が増した保守作業の準備を、簡単に行うことが可能です。

  • 道路の通常運用が可能
  • 車両を運転しながら動画撮影
  • 時間や費用が大幅に削減可能

1.動画撮影

PCに取り込み

2.輝度動画変換

3.解析結果出力

システム

路面輝度測定システムは、乗用車、カメラ、PCおよび「エルスコープ」により構成されます。(カメラとPCには機種制限があります。)

機能

設定画面で計算条件や撮影条件などの設定を行います。解析結果出力画面では、任意の区間を指定し、動画、輝度動画、路面輝度分布、平均路面輝度グラフ、ランプ状態を出力することができます。

設定画面

マスクにより路面の測定範囲を指定したり、ランプ状態の判定範囲を指定します。位置や形状を自由に変更できます。

解析結果出力画面

動画を取り込むと輝度動画に変換されます。輝度動画下部には、現在位置やマスクで指定した範囲の平均路面輝度が表示されます。画面右側には走行距離が算出され、路面輝度分布や平均路面輝度グラフと連動します。

路面輝度分布

撮影した動画から変換された輝度動画から、自動的に走行(撮影)区間の路面輝度分布が作成されます。

平均路面輝度グラフ

路面輝度分布と連動し、平均路面輝度の変化を表したグラフが作成されます。 走行距離と相対させることにより、照明環境が劣化している箇所が、ひと目でわかります。

ランプ状態

ランプ間隔が一定かつ走行速度が一定の場合、照明器具の点灯状態を解析し、ランプの劣化や不点を判定します。 正常、劣化、不点それぞれの合計本数もカウントされます。

ソフトウェア仕様

測定輝度 0.2[cd/m²] 以上※1
測定輝度比 約1:20
測定精度 ±10%※2

測定条件

走行速度 80[km/h] 以下
測定車両 任意 ただし、校正が必要
カメラ Canon EOS 70D
連続撮影可能時間 1つの動画あたり30分以内

ソフトウェア動作環境

PC PC/AT互換機(USBポート1つ以上の空き)
対応OS Windows 7・Windows 8・Windows 10 64bit
CPU Pentium4 2.0GHz以上または同等以上
メモリ 4.0GB以上推奨
ディスプレイ 1280×800 1600万色以上
その他 インストールにはDVDドライブが必要です
  • ※1:フロントガラスの透過率を、65%とした場合の値です。
  • ※2:カメラによる動画の撮影には、フロントガラスの影響があるため、校正作業が必要です。対向車両のヘッドライトや、大型車両による影の影響が測定結果に反映される場合があります。
  • ※CanonおよびEOSは、キヤノン株式会社の登録商標です。Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。Pentiumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの登録商標です。

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