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景観照明

光の当て方

光を当て、ただ明るくするのではなく、適度な明暗が付いて対象物が立体感に見えるように、光の方向を考えます。
図5.1〜図5.7に代表的な照明対象への光の当て方とその留意事項を示します。

留意点と説明図

照明方向と視線方向のなす角度は45°以上にする。

大きな突出物があるときは、反対方向から弱い光を当て、大きく濃い影を軽減する。

影を作るために、投光器の照射方向を揃える。

 

図5.1 光の当て方

留意点と説明図

背景が明るい時は、境界部を暗く、中央部を明るくする。

背景が暗い場合は、境界部を明るく、中央部を暗くする。

細いタワーを遠方から照明する(d/φ比が大きい)場合。

太いタワーを近距離から照明する(d/φ比が小さい)場合。

図5.2 施設別照明の考え方 円筒丈のタワー

留意点と説明図

隣接する2面(A,B)の輝度が異なるように、光の方向を考える。

図5.3 施設別照明の考え方 多面体のタワー

留意点と説明図

植物固有の形状に合った照明方式を採用する。葉の少ない風通しのよい樹木は葉をシルエットで見せる。

照明器具は、昼間の美観、芝刈り機などからの保護を考えて設置する。また雨などによる冠水に耐えるようにする。

図5.4 施設別照明の考え方 樹木

留意点と説明図

屋根のラインがハッキリわかるように、適切な位置にマストを建て照明する。

屋根に投光器を設置してもよいが、昼間時の美観を考慮し構造物の影などに隠す。

十分距離が採れる(d>2h)場合には、ファサード照明の漏れ光で屋根も照明できる。

段になったファサードでは、テラスのエッジに投光器を取付ける。

図5.5 施設別照明の考え方 屋根

留意点と説明図

投光器の背後に植物や意思などの障壁がある場合(顔の見え、グレアに注意)。

台座が明るくなりすぎず、またその影が邪魔にならない位置から光を当てる。

台座の周りに照明をおくことができない場合には、周囲のビルや照明柱からグレアを避けながら照明する。

 

図5.6 施設別照明の考え方 彫刻・モビール

留意点と説明図

直射光が下方向だけに出る0.5〜1.0(m)の高さの照明器具を用いる。高さは、花の高さに応じて決定する。色彩が非常にバラエティに富んでいるので、演色性の高い光源を用いる。

水が動き泡立っているノズルのすぐ横、水の落下点に照明器具を置く。

水の落下部分の底あるいは背面に照明器具を設置する。流れの幅が広い場合には、細長い光源があう。

図5.7 施設別照明の考え方 花壇・水

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