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道路照明

計算例(連続照明)

(1)設計条件

表1.5、表1.6に示す設計条件にて最大器具間隔を算出します。計算に使用する車道の断面図を図1.12に示します。

表1.5 設計条件

車道幅員 7.0(m)
保守率 0.70
配列方式 片側配列
平均照度換算係数 15(ℓx/cd/m²)
器具取付高さ 10.0(m)
器具振向け角度
光源光束 11000(ℓm)
路面舗装 アスファルト

表1.6 性能指標値

平均路面輝度 0.7(cd/m²)
総合均斉度 0.4以上
車線軸均斉度 0.7以上
視機能低下グレア 15(%)以下

図1.12 車道の断面図

(2)使用器具の直射照明率曲線

設計に使用する器具と光源の直射照明率曲線は、図1.13とします。

図1.13 照明率曲線の例

(3)車道照明率の算出

図1.12、図1.13より車道照明率を求めます。

式−2より、照明率(U1)を求める。

→ 照明率曲線図(図1.13)よりU1 = 0.376

式−3より、照明率(U2)を求める。

図1.10における計算例

→ 照明率曲線図(図1.11)よりU2 = 0.033

照明率Uは次の通り求める。

Oh≧0の場合U = U1+U2
Oh<0の場合U = U1−U2

図1.12における計算例の場合は、Oh<0より
U = U1−U2 = 0.376−0.033 = 0.343 となる。

(4)器具間隔の算出

式-1より平均路面輝度を満たす器具間隔を算出します。式-1に各値を代入すると以下のようになります。

以上より器具間隔は、35.9(m)とします。

(5)輝度均斉度の計算

器具間隔が35.9(m)の場合の総合均斉度および車線軸均斉度を計算します。輝度均斉度は逐点法によって輝度計算を行い、Lmin/Laveによって総合均斉度を、Lmin/Lmaxによって車線軸均斉度を算出します。表1.7、表1.8に逐点法による輝度計算の結果を示します。

表1.7 逐点法による輝度計算の結果(走行車線)

単位(cd/m²)

  0 3.59 7.18 10.77 14.36 17.95 21.54 25.13 28.72 32.31
6.65 0.84 0.78 0.8 0.88 0.91 1.03 1.02 0.96 0.79 0.8
5.95 0.86 0.79 0.79 0.87 0.9 1.04 1.05 1 0.81 0.82
5.25 0.83 0.75 0.73 0.81 0.86 0.98 1.03 0.98 0.82 0.81
4.55 0.77 0.7 0.67 0.76 0.78 0.89 0.94 0.94 0.78 0.77
3.85 0.7 0.65 0.61 0.69 0.7 0.77 0.85 0.89 0.74 0.73
3.15 0.63 0.6 0.55 0.62 0.61 0.67 0.76 0.78 0.68 0.69
2.45 0.57 0.57 0.5 0.54 0.54 0.59 0.68 0.69 0.61 0.64
1.75 0.5 0.53 0.44 0.47 0.47 0.52 0.58 0.6 0.54 0.6
1.05 0.42 0.46 0.38 0.41 0.41 0.46 0.5 0.52 0.47 0.53
0.35 0.35 0.4 0.33 0.35 0.36 0.39 0.43 0.44 0.4 0.45

表1.8 逐点法による輝度計算の結果(追越車線)

単位(cd/m²)

  0 3.59 7.18 10.77 14.36 17.95 21.54 25.13 28.72 32.31
6.65 0.78 0.74 0.78 0.87 0.92 1.04 1.03 0.97 0.78 0.79
5.95 0.88 0.83 0.85 0.94 0.99 1.11 1.12 1.04 0.84 0.86
5.25 0.92 0.85 0.87 0.95 0.98 1.12 1.13 1.06 0.87 0.86
4.55 0.86 0.81 0.8 0.89 0.92 1.04 1.05 1.02 0.84 0.83
3.85 0.77 0.74 0.72 0.83 0.83 0.88 0.95 0.97 0.78 0.77
3.15 0.69 0.68 0.65 0.72 0.7 0.76 0.84 0.85 0.71 0.72
2.45 0.62 0.62 0.56 0.61 0.61 0.65 0.74 0.73 0.64 0.67
1.75 0.53 0.56 0.49 0.52 0.51 0.57 0.63 0.64 0.57 0.62
1.05 0.44 0.48 0.41 0.44 0.45 0.49 0.53 0.54 0.49 0.54
0.35 0.36 0.42 0.34 0.37 0.38 0.41 0.45 0.46 0.41 0.47

以上より、S=35.9(m)だと輝度均斉度の基準値を満たすことができます。

(6)TI値の計算

器具間隔がS=35.9(m)の時のTI値を計算します。TI値は、逐点法により等価光幕輝度を算出し、式-6に代入し求めることができます。

式-6に各計算結果を代入すると以下のようになります。

走行車線側

追越車線側

以上より、S=35.9(m)だとTI値の基準値を満たすことができます。

本設計条件においては器具間隔が35.9(m)の場合、器具間隔が最大になります。

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