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エプロン・空港照明

エプロンとは航空機に対する旅客の乗降、荷物の積み降ろし、給油およびその他のサービスを行う地域などをいい、この地区に対する照明をエプロン照明といいます。エプロン照明に対する設置条件としては、上記のサービスを行うのに適当な照明を与え、操縦者がエプロンの最終停止位置に航空機を誘導するのに十分な照明でなければなりません。また航空機にまぶしさを与えず、管制塔の管制官の視認を妨げないように設置します。以下に航空・エプロン照明関連規格基準類の概要を示します。

(1)航空・エプロン照明関連規格

1.1 照度基準

  • スポット内(円周の内側)の平均水平面照度は20(ℓx)以上とし、照度均斉度は4:1(平均:最小)とします。
  • スポット外(円周の外側)およびスポット間は、スポット内(円周の内側)の50%以上とし、照度均斉度は4:1(平均:最小)とします。
  • 車両通行帯および埋設管用地の平均水平面照度は10(lx)以上とします。
  • 保安照明として、スポット内(円周の内側)の平均水平面照度は約5(ℓx)以上とします。

1.2 投光器

投光器は、灯仕様254号「エプロン照明用投光器」のうち、メタルハライドランプ投光器および高圧ナトリウムランプ投光器とします。

1.3 光源

単光照明の場合は、演色性のよいメタルハライドランプによることが望ましく、混光照明の場合は、混光比をメタルハライドランプ:高圧ナトリウムランプ=2:1以上とします。

1.4 保守率

保守率は照明学会の特別研究委員会の「エプロン照明施設基準化調査委員会」(昭和60年3月)に従い「0.7」とします。

1.5 設計基準

  • 灯柱の高さはパイロットにグレアを与えないように、航空機上のパイロットの目の高さの2倍以上を原則とします。
  • 投光器はスポット1つに対して2方向以上から照射します。

参考文献:「飛行場灯火設置要領(公共用陸上飛行場)」空保第1206号平成7年11月10日
(運輸省航空局管制保安部保安企画課航行視覚援助業務室)

「エプロン照明施設基準化調査報告書」昭和60年3月
(社団法人照明学会エプロン照明基準調査特別研究委員会)

「空港照明」1976年(運輸省航空局監修財団法人航空振興財団)

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