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照明の基礎知識

照明用語と単位

光と放射

関連資料
  • 照明用語、JIS Z 8113、1998年
  • CIE standard colorimetric observers, ISO/CIE 10527, 1991

可視放射(visible radiation)

人の目に入って、直接に視感覚を起こすことのできる放射のことをいいます。
一般に、波長域380 〜 780(nm)

赤外放射(infrared radiation)

波長域が可視光よりも長く、1(mm)程度までの放射のことをいいます。
IR-A 780 〜 1,400(nm)
IR-B 1.4 〜 3(μm)
IR-C 3(μm) 〜 1(mm)

紫外放射(ultraviolet radiation)

波長域が可視光よりも短く、100(nm)程度までの放射のことをいいます。
UV-A 315 〜 400(nm)
UV-B 280 〜 315(nm)
UV-C 100 〜 280(nm)

分光分布(spectral distribution)

波長λを中心とする微小波長幅内に含まれる放射量の波長に対する分布のことをいいます。一般的には、5(nm)間隔の相対値で表されます。

CIE標準比視感度(spectral luminous efficiency)

比視感度とは、特定の観察条件において、ある波長λの単色放射が比較の基準とする放射と等しい明るさであると判断されたときの、波長λの単色放射の放射輝度の相対値の逆数で通常、最大値が1となるように基準化したものをいいます。標準比視感度とは、CIE(国際照明委員会)で合意された値(図1.1)のことです。
V (λ) :明所視における標準比視感度(最大視感度:555(nm) 683(ℓm/W) )
V‘ (λ) :暗所視における標準比視感度(最大視感度:507(nm) 1700(ℓm/W) )


図1.1 光・放射と視感度
(参考文献 CIE standard colorimetric observers, ISO/CIE 10527, 1991. )

視感効率(luminous efficiency)

放射束に対する、その放射束をCIE標準比視感度で重み付けした量の比をいいます。一般に、光源の発光効率と呼ばれています。

光束(luminous flux)

放射束を、CIE標準比視感度に基づいて評価した量をいいます。一般に、光の量を表します。単位:ルーメン(ℓm)

光度(luminous intensity)

光源からあらゆる方向に向かう光束の単位立体角当たりの光束(図1.2)のことをいい、光の強さを表します。単位:カンデラ(cd)
また立体角ωについて、単位球(半径1m)の表面積は、立体角ωでは、4π(sr)になります。


図1.2 立体角と光度

配光(distribution of luminous intensity)

光源の各方向への光度分布のことをいいます。

輝度(luminance)

ある方向に向かう光度の、その方向に垂直な面の単位面積当たりの割合のことをいいます。一般に、発光(反射、透過)面の明るさの程度を表します。単位:(cd/m²)

光束発散度(luminous exitance)

微小面からすべての方向に発散する光束の、単位面積当たりの割合のことをいいます。

照度(illuminance)

微小面にすべての方向から入射する光束の、単位面積当たりの割合のことをいいます。
照度(ℓx)は単位面積当たりの入射光束、光束発散度(ℓx=ℓm/m²)は単位面積当たりの発散光束、輝度(cd/m²)は単位面積当たりの光度であり方向性をもちます(図1.3)。


図1.3 輝度・光束発散度と照度

光量(quantity of light)

光束を時間について積分した量のことをいいます。単位:ルーメン秒(ℓm・s)

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