ライティング講座(照明講座)

照明関連設備の設計資料

配線設計 - 照明設備の配線設計の手順

  • (手順1)負荷の決定
    照明設計により、照明器材(光源のW数など)、灯数を選定して、負荷を決定します。
  • (手順2)電気方式と電圧の選定
    一般的に、負荷容量が小さいときは単相2線式が採用され、負荷容量が大きい場合は三相3線式、複数の電圧を取り出したい場合は単相3線式などの電気方式が採用されます。
  • (手順3)幹線、分岐回路の設計
    点灯制御パターン(常夜回路、深夜消灯回路など)や受口などを考慮し、回路分けを行います。幹線、分岐回路を保護する装置(過電流遮断器など)を選定します。
  • (手順4)配管、配線方法の選定
    経済性や周辺施設との調和を考慮し配線方法を選定します。(露出、地中埋込、架空配線など)
  • (手順5)電線、ケーブルの選定
    用途や布設状況にあった電線、ケーブル種類を選定します。(エコケーブル、耐火ケーブルなど)許容電流、電圧降下を考慮し、最適な導体サイズを選定します。
  • (手順6)配線図の作成

(2020年11月19日入稿)

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